日帰り白内障手術

手術について

手術について

当院では高度な技術と最新の医療機器を使用することにより、日帰りでの手術が可能となっております。
手術後は当日中にご自宅へお帰りいただけるため、身体的な負担が少なく、安心して手術を受けていただけます。

手術の具体的な流れ

1.麻酔・消毒

通常、点眼麻酔薬のみで手術が可能です。痛みの感じ方は個人差がありますので、万が一手術中に痛みが出る場合には麻酔を適宜追加します。手術室で目の周囲を消毒し、清潔を保つことで感染症のリスクを減らします。その後、術眼以外をドレープで覆い、術眼の清潔状態を維持します。

麻酔・消毒
2.目の表面の切開

数ミリ程度の小さな切開を加えます。傷は非常に小さく、感染や乱視に対する影響を最小限に抑えることができます。

目の表面の切開
3.水晶体の除去

水晶体を包む袋(前嚢)を丸く切開し、超音波による振動によって濁った水晶体(白内障)を細かく砕き、除去します。

水晶体の除去
4.レンズを挿入

水晶体を除去した後、嚢のなかに眼内レンズを挿入します。眼内レンズは柔軟な素材でできており、折りたたんだ状態で挿入するため傷口を広げる必要はほとんどありません。

レンズを挿入

手術前〜当日の流れ

白内障手術の流れの代表的な例をご紹介します。

手術前日に注意すること

  • 髪、顔を洗っておく
    術後4日間は洗髪及び洗顔ができません。前日にしっかりと髪を洗っておく必要があります。
  • 来院および帰宅の手段を確認しておく
    患者様ご自身で自動車や自転車を運転するのは、控えたほうが良いです。
  • マニキュアやネイルアートをしている場合は落としておく
    マニキュアやネイルアートをしていると、手術中に血中の酸素量をうまく測定できない場合があるため落としておく必要があります。

当日の朝注意すること

  • 男性は頬ひげをそり、女性は化粧を控える
    手術後はしばらく洗顔ができなくなるので注意が必要です。
  • 前開きの服を選び、汚れたら困る服は避ける
    手術後は眼帯をしたまま着替えるため、前開きの服が便利です。また消毒液などで衣服が汚れてしまう可能性があるので、汚れては困る服などは避けましょう。
  • 食事は手術の3時間前までに、飲水は手術の2時間前までに済ませておく
    安全に手術を行うために食事は手術の3時間前、飲水は2時間前までに済ませておく必要があります。

来院後〜手術開始までの流れ

1.ご来院

所定の時刻までに病院に到着し受付を済ませます。入れ歯や差し歯をしている場合は事前に申し付けいただき、外しておいてください。保管用のケースもご持参ください。また、補聴器をされている方は、手術に使用する水で濡れると故障の恐れがありますので、手術する側の補聴器を外していただきます。保管用のケースをご持参ください。

ご来院
2.散瞳処理

点眼薬を使用しおて瞳を大きく広げます。

散瞳処理
3.前室へ移動

必ず手術前にトイレは済ませておきましょう。髪が濡れないように手術用のキャップを着けて準備を整えます。

前室へ移動
4.手術開始

手術室に入り、氏名や術眼などを確認します。その後、消毒、洗眼などを行い、手術を開始します。

手術開始

帰宅後〜術後に注意すること

  • 手術した眼は清潔にする
    手術後のトラブルを予防するため叩いたりこすったしてはいけません。術後はしばらく洗顔ができなくなります。また、感染や炎症の予防のため術後の点眼を指示どおりに行うようにしてください。
  • 見え方の変化には注意が必要です
    急激な霞みや視力が低下など、術後に変化があった場合は速やかにご連絡をお願いします。早急に対応が必要な場合があります。
  • 手術後4日間は洗顔を控える
    術後の感染症予防のために手術後1週間は洗顔を控えましょう。固く絞ったタオルで顔を拭くことのみに留めておいてください。
  • 手術後数日は飲酒・喫煙を控える
    飲酒や喫煙は眼に刺激を与える可能性があるので、しばらく控える必要があります。食事制限は特にありません。

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お問い合わせは受付時間内にお願いします

042-341-0219

受付時間
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【ご予約について】
当院では予約制を採用しておらず、受付順でのご案内となりますので、直接ご来院ください。詳しくはこちら

終日手術日、一般診察なし
午前 9:00~11:50 / 午後は手術検査日、一般診察なし
休診

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よくあるご質問

A

手術中の痛みはほとんどありません。麻酔は目薬で行うため、麻酔の導入時や手術中でもほぼ痛みを感じることはありません。
ただし、痛みの感じ方には個人差があります。痛みに敏感な方や手術中に痛みを感じる場合には、手術開始前や手術の途中で麻酔を追加し、できる限り痛みを抑えるようにしています。

A

白内障手術を受けた後に、再び白内障になることはありません。
眼内レンズは耐久性が高く、40〜50年以上持つとされています。
ただし、「後発白内障」と呼ばれる症状が起こることがあります。これは、眼内レンズを支えるために残した水晶体の膜が白く濁ることで、視界がかすんだり視力が低下したりする状態です。
後発白内障の治療にはレーザーを使用します。この治療は点眼麻酔を行い、痛みもなく数分で完了するため、ご安心ください。

A

白内障手術後の点眼薬は、感染症の予防や炎症の抑制を目的として使用します。一般的には、術後1カ月半から3カ月程度の継続が推奨されており、経過に応じて点眼の回数や種類を調整します。
また、糖尿病網膜症などの眼疾患をお持ちの方や、術後の炎症が長引く場合には、点眼期間が延びることがあります。そのため、自己判断で中止せず、医師の指示に従って適切な期間使用することが重要です。

A

基本的に、白内障手術は片眼ずつ行うのが一般的です。これは、術後の感染症や炎症などのリスクを最小限に抑えるためです。片眼の回復を確認した上で、もう一方の眼の手術を行うことで、より安全な治療が可能となります。
ただし、特別な事情がある場合(遠方からの来院や全身状態による制限など)には、医師の判断のもと両眼同時手術を行うこともあります。両眼同時手術にはメリットもありますが、リスクも伴うため、事前に医師と十分に相談し、適切な治療方針を決定することが重要です。

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